2025/03/11 12:46



今年もイスラム教を信仰する人々にとって大切な季節、ラマダン月が始まりました。マレーシアでも、スーパーマーケットなどに、イフタールに食べるデーツがたくさん並び始めるとラマダン始まるなと感じます。

ラマダンに行うのが、断食です。多くのムスリムにとっては重要な行いで、断食は、日の出前から、日の入りまで、水を含め一切飲食できません。

飲食が禁止なだけでなく、喫煙や性的な営み、喧嘩も禁止とされています。

断食が始まる時間と終わりの時間は、場所によって政府から発表されてるので、モスクからアザーンでお知らせがあったり、今はスマホで確認できたりします。

ムスリムの友達によると、断食が始まってしばらく慣れるまではつらいけど、日の出前や、日没後は食べられるから食べるのは何とか我慢できるそうです。

ただ、マレーシアは暑いし、水が飲めないのがつらいそう。私はすぐ飲みたくなっちゃうから、水分取れないのはなかなか考えられないです。

断食をすることにより、恵まれない人を思いやり、平安の有り難さに感謝し、信仰を深める目的があるそうです。とはいえ、病気の人や、高齢者、妊婦や授乳中の女性、乳幼児、肉体労働者は、免除され、後日に切り替えたりできます。

子どもが何歳からやらなくてはいけないかと明確に決まってないそうで、本人や家族の考えのもと、徐々にしていきます。

子ども達のインタースクールでも、ラマダン中は待機部屋が設けられ、他の子がスナックタイムやランチタイムの時はその部屋に行くようになってます。

8、9歳ぐらいからやってるよと子ども達は言ってました。ただ、中高生ぐらいの女の子だと、友達は一緒にランチしてるのに離れるのが嫌だから、「私に気にしないで食べて〜」と言って、本人は食べないけど、一緒にいる子もいます。気持ちは分かりますよね。

ラマダン中、ムスリムの人が多く住み地域のレストランや経営している飲食店は日中お休みになります。夕方ぐらいから、日没後の食事イフタールのご飯を持ち帰りできるように営業したりします。

テニスの練習をしていた、Duta National Tennis Centre の所に、練習後皆でランチを食べていたマレー料理のお店がありました。

マレーおばちゃんが作ってくれる料理は、安くてちょっと辛くてどれも美味しくて💕

いつも食べるの楽しみにしてました。

ラマダン中はお休みだから、明日からラマダンだという時に、またハリラヤ明けにね〜!と別れました。また食べられると思って😭

それが、ラマダン明け、ロックダウンの続きになってしまいしばらくお店開けられなくて。その後、何とお店はクローズしてしまいました😭

日本のおしるこみたいな、あんこの汁、Sup Kacang merah やナシゴレンも美味しかった❣️忘れられない味です😊